立命館大学男子陸上競技部は立命館大学の体育会の部活です。

2017年8月26日(土)に日本陸上競技連盟によるBKCクインススタジアム第4種公認競技場取得のための検定作業
が行われました。

陸上競技は記録競技ゆえに検定作業は、大変厳格に行われます。距離の測定を例にとってみると、日本陸上競技
連盟（以下、日本陸連）が公式に使用する検定メジャーをバネ測りを用いて指定の張力で引っ張り、長さの計測
を行います。同時に温度計測も行い、計測距離の温度補正を行ってはじめて一つの距離測定が完了します。他に
も競技場に傾きがないか、ラインが所定の位置に的確に引かれているか、など数百にもおよぶ項目の測定やそれ
ぞれの種目の距離計測（例えばハードル間の距離や投擲サークルの大きさなど）、競技会で使用する機器・備品
に検定違反や過不足がないかなど、数多くの測定・検定作業が正確かつ厳格に実施され、陸上競技を行う競技場
として適切であるかを総合的に判断します。

検定当日は朝の７時より15時半までの長丁場で、日本陸連の検定員および技術役員やクインススタジアムの施工
業者、用器具メーカーなどの関係者が集まり、測定や検定、事務作業が行われました。

この日の検定結果は9月の日本陸連の委員会に諮られ、順調に進めば今秋以降には学内での競技会が開催できる予
定です。